お宅の男性はオシッコするとき、座ってする?立ってする?
たとえ間取りの一部に和室を組み込んでいたとしても現代の住宅は洋式化が著しく進行しており、新築マンションなどでは和室すら存在せず一切和の要素が室内空間に存在しないという事も稀有ではありません。
そうした洋式化の先駆けと言っても過言ではないのが「トイレ」であり、それまでの和式に比べ姿勢が楽である上に水洗化に特化しているという点から急速に普及していきました。
洋式トイレは女性にとっては利便性が高い反面男性にとっては難しさを感じる要素となってきています。特に洋式トイレの便器の形状や臭い対策として溜まっている水によって飛散による汚れという新たな問題が生じる起因となり、不衛生であるという認識が高まっています。
そういった認識は決して思い込みではなく、便器の外に漏らさず綺麗に使用しているように見えても飛散による汚れは生じており、しかも便座や便器の周囲に留まらず床面や壁など離れている所まで飛散しているというのが実情です。
特に女性目線では不衛生に感じる事が多く、夫婦生活を送りトイレを共同利用していると、日頃行う定期的な清掃に大きな手間になる上に、普段から不衛生なトイレ環境になってしまうという点を嫌がり、男性にも座って済ませるようにお願いするご家庭も増えてきているそうです。
今は、座ってする男性が多い!
最近は、男性自身の考え方にも変化が起こり始めており、一人暮らしでたとえ自分以外使用する人が居ないという状況下で生活している場合でも率先して座って済ませている方が増加傾向ですし、遊びに来た同性の友人知人などに対しても座って済ませるようにお願いするお宅もあります。
明確なルールとして定められた事ではないものの、じわじわと同一の認識を持つ方が増えつつあるため、株式会社ライオンが実態調査を目的として行った調査結果では、現時点で既におよそ約6割の男性が排尿時にも着座している事が判明しました。
他の調査では、地域によって座って用を足す男性の割合にも差異がありますが、最も高いのは首都圏でだそうです。
これからは、男性も快適に使えるようになってくる!?
着座する男性が増えているという情報は当然大手メーカーも早い段階から把握していたのでしょうし、本格的に調査に乗り出してきたという事は今後開発にも拍車がかかり新製品では、男性が座って済ませる機能も一層快適になるようになっていくことでしょう。
このようにすっかり市民権を得た着座スタイルがもたらすメリットは多々あるのですが、やはり何と言っても飛散による汚れが生じずに不衛生さを解消できる点です。
\お掃除の軽減と衛生的で安心/
便座や便器、床や壁に限らず着用しているズボンにも多少なりに飛散による汚れが付着しているので、そのままの状態で室内のソファに腰を下ろしたり食事をするのは不衛生ですし、生後間もない赤ちゃんなどを育てているご家庭では飛散によって汚れが付いているズボンの上にまだ免疫力が無い赤ちゃんを座らせてしまう恐れもあるため、座って、用を足すようにしてもらえば、とても衛生的で安心です。
他にも飛散による汚れが無いからこそ掃除が楽になるというメリットもあり、一般家庭でトイレ掃除を行う頻度の平均は1週間に1~2度程度と言われています。平均的な頻度では飛散したものが染み付いてしまい通常の掃除では取れなくなり、壁紙や床面を張り替える必要性に迫られる恐れもあるので、大切な住宅をいつまでも大事に使う事ができ金銭的な出費も防げます。
今後のさらなるトイレの進化に期待しています!